
No.23 メッセージ台本の作り方⑥
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」 ヨハネ1:1 ゴスペル腹話術とは、「ことば」であり「神」であるお方、イエス・キリストを「ことば」(会話の台詞)で伝えるものです。相手が人形ですから、さぞかしわかりやすい台詞になるかと思いきや、案外これが簡単ではありません。特に信仰歴...
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」 ヨハネ1:1 ゴスペル腹話術とは、「ことば」であり「神」であるお方、イエス・キリストを「ことば」(会話の台詞)で伝えるものです。相手が人形ですから、さぞかしわかりやすい台詞になるかと思いきや、案外これが簡単ではありません。特に信仰歴...
「主は、約束されたとおり、サラを顧みて、仰せられたとおりに主はサラになさった。サラはみごもり、そして神がアブラハムに言われたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。」 創世記21:1、2 英語で“history”(歴史)という言葉がありますが、それはHis(神の)story(物語)という意味だと聞い...
「与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。・・・ もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。」 Ⅰコリント3:10~13 クリスチャン腹話術師の語るメッセージの土台は、すべてキリストです。それ以外にあってはなりません。...
「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、 何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。」 詩篇8:3,4 腹話術の話が単なるお話のあらすじに終わってしまい、退屈になってしまうことは、往々にし てあること...
「そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた。」 マラキ3:16 腹話術の楽しいところであり、むずかしくもあるところは、話をひとりで「語り聞かせる」わ けではなく、人形との「会話」で展開していく点であ...
「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。」 Ⅱテモテ4:2 みなさんが「ゴスペル腹話術」をめざしておられるなら、みなさんの腹話術台本には、いわゆる「聖書の話」でなくても、証しや何らかのクリスチャンとしての“メッセージ”が含まれていると思います。もしそうでないなら、「ゴスペル」とは...
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。」 ピリピ2:13,14 「初心忘るべからず」ということばがありますが、腹話術の世界もそれが重要だと思わされま す。前回は、「技と心では、心が土台である」ことを話しま...
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。」 マタイ5:3 腹話術は一種の「技術」であると思っていた頃、私は、本当に熱心に練習しました。先生が 「毎日5分」と言われれば、毎日15分やりました。「このパターンは20回練習」と言われれ ば、50回やりました。自分で納得いくまで、上の空でも出来る...
「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」 ピリピ2:4 前回は、「人形が生きるために」どういうふうに接したら良いかということを学びました。今 回は、具体的に、人形をどう動かしたら「生きている」ように見えるのか、ということを考えま しょう。 短刀直入に、結論から申し上げると「人形の気持ちになる」...
「神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで、人は、生きものとなった。」 創世記2:7 かつて、私が最初に腹話術の証し本を書いたとき、タイトルを『人形は生きている』として出版社に持ち込みましたら、出版はしてくれましたが、タイトルは『腹話術とのおかしな出会い』と変えられて...