No.68 他の分野から学ぶ③
-絵本を台本にする- 「まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。」 マルコの福音書 10章15節 これまで、腹話術は、演劇や漫才と色々な点で共通点があり、参考になることがあると学んできました。そこで、今回は、絵本をもとに腹話術台本を作...
-絵本を台本にする- 「まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。」 マルコの福音書 10章15節 これまで、腹話術は、演劇や漫才と色々な点で共通点があり、参考になることがあると学んできました。そこで、今回は、絵本をもとに腹話術台本を作...
-漫才の面白さ- 「二人は一人よりもまさっている。二人の労苦には、良い報いがあるからだ。」 伝道者の書4章9節 前回はテレビの「朝ドラ」でしたが、今回は、「笑点」を取り上げたいと思います。「笑点」では、毎回、大喜利の前に演芸の時間があり、色々な芸人さんが登場します。一番多いのが漫才、その他、漫談、落語、講...
-脚本と演技の関係- 「探しなさい。そうすれば見出します。」 マタイの福音書7章7節 私たちは、ゴスペル腹話術を志している者ですから、聖書台本研究はとても大切です。それで、これまで、かなりの時間を費やして、聖書研究からメッセージの仕方、そして聖書台本作成まで学んできました。けれども、みなさんの中には、「メ...
-アドリブの訓練- 「主は御霊です。そして、主の御霊がおられるところには自由があります。」 コリント人への手紙第二3章17節 前回は、腹話術でみことばを伝えるためには、聖書と共に、人形のキャラクターが重要だと学びました。そして、そのキャラクターを育てるために、まずは、心から愛しましょうとお勧めしました。今...
-キャラクターを育てる- 「牧者は自分の羊たちを、それぞれ名を呼んで連れ出します。羊たちをみな外に出すと、牧者はその先頭に立って行き、羊たちはついて行きます。彼の声を知っているからです。」 ヨハネの福音書10章3、4節 腹話術でみことばを伝えるために、どうしても必要なものはふたつあるようです。もちろん、聖...
-血の通った人形の台詞- 神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。 創世記 2章7節 腹話術の聖書台本が聖書片手のメッセージより難しいというのは、術者は一人で語るのではなく、隣にいる人形も語らなくてはならないからです。確かに、人形はあくまで...
-霊的教えへの転換- 聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です テモテへの手紙Ⅱ3章16節 聖書は、何のために書かれたのでしょうか。“霊”である神から“肉”をもつ私たち人間への語りかけです。本当は人間は“霊”も与えられた存在だったのですが、罪によって霊的には死んでしまい...
-導入の役割- 「あなたがたは、西に雲が出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言います。そしてそのとおりになります。また南風が吹くと、『暑くなるぞ』と言います。そしてそのとおりになります。」 ルカの福音書12章54~55節 聖書片手のメッセージでも同じことですが、メッセージには聴衆がいて、話を興味をも...
-真理の整理- 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」 ヨハネの福音書14章6節 聖書台本は、本当にむずかしいものです。せっかく、聖書研究をして腹話術ではないメッセージの組み立て方を学んでも、いざ腹話術台本になると、その構成が途...
「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。」 詩編119篇105節 腹話術の聖書台本をメッセージとして書き、演じることは、聖書片手のメッセージを作って語るより、さらに難しいかもしれません。単なるメッセージであるなら、自分ひとりで祈り、学び、神さまから示された真理のポイントをまとめ、原稿を見なが...