No.28 聖霊を悲しませる腹話術
「神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」 エペソ人への手紙4章30節 「私はゴスペル腹話術師」だと自称する方々の中に、実際には「これがゴスペル?」と首をかしげてしまう内容の腹話術をする人たちがいます。その人がクリスチャンであることは確かだと...
「神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」 エペソ人への手紙4章30節 「私はゴスペル腹話術師」だと自称する方々の中に、実際には「これがゴスペル?」と首をかしげてしまう内容の腹話術をする人たちがいます。その人がクリスチャンであることは確かだと...
「主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。」 コリント人への手紙第二 3章17節 これまで、腹話術の台本は、完全原稿を仕上げて、徹底的に暗記し、その後は台詞を忘れる、ということを述べてきました。この「忘れる」段階は、非常に重要です。なぜなら、演技当日ぎりぎりまで暗記していて、そのまま、...
「神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。」 創世記2章7節 腹話術には台本があって、それを暗記して演技するものであり、そのため には、表現における技術が必要です。けれども、どんなに「間」とか「リ ズム」とか「フレーズ」に気を付けましょうと言われても...
「私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。」 申命記6章6節 台本を書いて、添削し、完成したら、今度は「覚える」必要があります。この覚える作業を軽視すると、せっかく鍛錬して書いた台本もいのちを失ってしまうからです。今日はいかにして、効果的に覚えることができるか、またそうすることの...
「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」 Ⅱテモテ3:16 今回は、ずばり「聖書台本」を書くときの心構えについて、考えてみましょう。「聖書台本」というのは、「聖書を題材にしたお話」だと思っている方が多いかもしれませんが、それは間違いです。そのように考えると、台本...
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」 ヨハネ1:1 ゴスペル腹話術とは、「ことば」であり「神」であるお方、イエス・キリストを「ことば」(会話の台詞)で伝えるものです。相手が人形ですから、さぞかしわかりやすい台詞になるかと思いきや、案外これが簡単ではありません。特に信仰歴...
「主は、約束されたとおり、サラを顧みて、仰せられたとおりに主はサラになさった。サラはみごもり、そして神がアブラハムに言われたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。」 創世記21:1、2 英語で“history”(歴史)という言葉がありますが、それはHis(神の)story(物語)という意味だと聞い...
「与えられた神の恵みによって、私は賢い建築家のように、土台を据えました。・・・ もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、各人の働きは明瞭になります。」 Ⅰコリント3:10~13 クリスチャン腹話術師の語るメッセージの土台は、すべてキリストです。それ以外にあってはなりません。...
「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、 何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。」 詩篇8:3,4 腹話術の話が単なるお話のあらすじに終わってしまい、退屈になってしまうことは、往々にし てあること...
「そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた。」 マラキ3:16 腹話術の楽しいところであり、むずかしくもあるところは、話をひとりで「語り聞かせる」わ けではなく、人形との「会話」で展開していく点であ...