No.58 初心に帰ろう
「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」 ピリピ人への手紙2章13節 今回は、約2年ぶりに「霊想」に戻ります。この間、「聖書台本を作成するには、まずは聖書そのものからメッセージをいただかなければならない」という観点から、「放蕩息子のたとえ話」の聖書研究と...
「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」 ピリピ人への手紙2章13節 今回は、約2年ぶりに「霊想」に戻ります。この間、「聖書台本を作成するには、まずは聖書そのものからメッセージをいただかなければならない」という観点から、「放蕩息子のたとえ話」の聖書研究と...
「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、霊の乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」 ペテロの手紙第一2章2節 前回は、いのちの通った聖書台本を書くためには、術者が「神からのメッセージを受け取っていること」と「神の御声を聴いていること」が必然だということを学びました。それでは、どの...
「主が来て、そばに立ち、これまでと同じように、『サムエル、サムエル』と呼ばれた。サムエルは『お話しください。しもべは聞いております』と言った。」 サムエル記第一3章10節 これまで、八年間、みなさんと共に「ゴスペル腹話術」について学んできました。その中で、腹話術の上達のためには、「台本書き」と「人形操作(表...
―感情移入の問題― 「喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。」 ローマ人への手紙12章15節 皆さんは、腹話術を演じ終えてから、観客からどんなことばをかけられた時が、一番うれしいですか。「良かった」「おもしろかった」「子どもにうけていた」などでしょうか。あるいは「話が分かりやすか...
「見よ。わたしは、ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルを名指して召し、彼に、知恵と英知と知識とあらゆる務めにおいて、神の霊を満たした。」 出エジプト記31章2~3節 私たちクリスチャンが腹話術を習う動機として、一番多いのは、「技術を身に着けて、聖書のみことばを伝えたい」というものだと思います。そし...
- 術者が動くのはなく、人形が動く - 「私が命じられたとおりに預言すると、息が彼らの中に入った。そして彼らは生き返り、自分の足で立った。」 エゼキエル書37章10節 人形操作の研究の前に、大切なのは台本の研究であることは、前回学びました。そこで、今回は、みなさんが、すでに十分に台本を練り上げたことを前提に...
- 感情のこもった人形の台詞 - 「嘆きなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。」 ヤコブの手紙4章9節 腹話術では人形の台詞と動きは密接に関係しています。人形の動きが生き生 きとするためには、人形の台詞そのものが、感情のこもったものでなくてはな りません。です...
- 人形の機能的問題 - 「神である主は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。 創世記2章7節 かつて、私は「腹話術に大切なものは3Kである」と考えていました。それは「顔、声、 ことば(台詞)」のことです。けれども最近は、もうひとつ重要なものがあると気...
- 主のみわざを告げ知らせるために - 「神よ あなたは若いころから私を教えてくださいました。私は今なお あなたの奇しいみわざを告げ知らせています。 詩篇71 篇17節 今や、人生100年時代とも言われ、高齢者人口の増加が社会問題にもなっています。ク リスチャン腹話術師も例外ではありません。初心者講習を受け...
- キリストと出会う - 「わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち、父から出る真理の御霊が来るとき、その方がわたしについて証ししてくださいます。」 ヨハネの福音書15章26節 前回は、聖書が「神のことば」であり、「聞いた人は、理解した程度に応じて応答しなければ ならない」ということを学びました。そこで、...